ChromeOS 向け Google Workspace 統合の構成
この記事では、Lenovo Device Orchestration (LDO) 内で ChromeOS 向け Google Workspace を構成する方法について説明します。この設定により、LDO は組織の Google Cloud 環境に安全に接続し、ChromeOS デバイスのデータを取得して監視と管理を行うことが可能となります。
構成が完了したら、ChromeOS デバイスをデバイス管理にオンボーディングできます。
Google Cloud 接続は、LDO 組織ごとに 1 件のみ構成できます。
I. Google Workspace アカウントのお客様 ID を検索する
- 「Google 管理」 > 「アカウント」 > 「アカウント設定」 にログインします(https://admin.google.com/ac/accountsettings) (例: C02fy2zib)
II. Google Cloud プロジェクトを作成し、API アクセスを有効にする
- https://console.cloud.google.com/apis/dashboard に移動します。
プロジェクトを作成します (例: 「ldo-cloudconnector」)。
「API とサービスの有効化」を選択します。
ライブラリで、管理者 SDK API を検索して有効化します。
- Chrome 管理 API を検索して有効化します。
III. Google Cloud サービス・アカウントを作成する
- Google Workspace 管理 (https://admin.google.com) にログインします。
- https://console.cloud.google.com/iam-admin/serviceaccounts に移動します。
- 作成したプロジェクトを選択し、「サービス・アカウントの作成」をクリックします。
- サービス・アカウント名 (例: 「ldo-cloudconnector-user」)
- サービス・アカウント ID (Google により自動生成されます)
- サービス・アカウントの説明
- このサービス・アカウントに役割や権限を割り当てずに続行します。
- サービス・アカウントのメール・アドレス (例: 「ldo-cloudconnector-user@ldo-cloudconnector.iam.gserviceaccount.com」) をコピーします。
IV. サービス・アカウントの資格情報を作成する
- https://console.cloud.google.com/iam-admin/serviceaccounts に移動します。
- サービス・アカウントを選択します。
- 「キー」 > 「キーの追加」 > 「新しいキーの作成」の順に移動します。
- 「JSON」を選択します。
- JSON 資格情報がデバイスにダウンロードされます (このファイルは安全な場所に保管してください)。
V. ドメイン全体の委任を構成する
- https://console.cloud.google.com/iam-admin/serviceaccounts に移動します。
- サービス・アカウントを選択します。
- 「詳細設定」を展開し、クライアント ID (例: 「123456789012345678901」) をコピーします。
- Google Workspace 管理 (https://admin.google.com) にログインします。
- 「セキュリティ」 > 「アクセスおよびデータ制御」 > 「API 制御」に移動します。
- 「ドメイン全体の委任の管理」 > 「新規追加」をクリックします。
- 前の手順でコピーしたサービス・アカウントのクライアント ID を貼り付けます。
- 次の OAuth スコープを貼り付けます。https://www.googleapis.com/auth/chrome.management.telemetry.readonly,https://www.googleapis.com/auth/admin.directory.device.chromeos.readonly
- 承認して同意を確認します。
VI. デバイスの利用統計の報告を有効化する
- Google Workspace 管理 (https://admin.google.com) にログインします。
- 「デバイス」 > 「Chrome」 > 「設定」 > 「デバイス設定」に移動します。
- 「ユーザーとデバイスのレポート」セクションで「デバイスの利用統計の報告」を選択します。
- 組織単位で以下のコンポーネントを有効にします。
- 電源ステータス
- ネットワーク・ステータス
- ストレージ・ステータス
- ネットワーク構成
- 変更内容の保存
VII. Google Workspace 管理者ロールを作成する
- Google Workspace 管理 (https://admin.google.com) にログインします。
- 「アカウント」 > 「管理者の役割」に移動します。
- 新しい役割を作成し、名前 (例: 「LDO コネクター管理者」) を付けます。
- 次の権限を選択します。
- 組織単位 > 読み取り
- Chrome 管理 > ChromeOS デバイス管理 > 読み取り > 利用統計 API
- 役割の作成プロセスを続行します。
- サービス・アカウントを割り当てます。
- サービス・アカウントのメール・アドレスを入力します (例: 「ldo-cloudconnector-user@ldo-cloudconnector.iam.gserviceaccount.com」)。
- 「役割の割り当て」をクリックします。
VIII. Lenovo Device Orchestration クラウド・コネクターを構成する
- LDO にログインします。
- 「デバイス管理」 > 「デバイス」に移動し、「+ デバイスの追加」を選択します。
- 「ChromeOS」セクションで、「ポリシー管理」 > 「コネクター」ページを選択して、接続情報を追加/変更します。「ポリシー管理の使用」を参照してください。
接続が構成されたら、Chrome デバイスのオンボーディングを開始できます。詳しくは、「Chrome デバイスのオンボーディング」を参照してください。
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