ポリシー管理は、LDO 組織用にカスタマイズされた設定を提供します。この機能は、組織管理者と MSP 管理者のみが利用できます。
機能設定
ポリシー管理設定にアクセスするには、左側のペインで「ポリシー管理」 > 「機能設定」に移動します。次のサブタブが使用可能になります: 「セキュリティー」、「機能」および「コネクター」。
機能
アラートの構成:
バッテリー残量とストレージ容量が少ない場合のアラートしきい値の設定を有効にします。デバイスがこれらのしきい値に達すると、対応するレポート (低バッテリー・レポートまたはストレージ・レポート) にアラートが生成されます。ユーザーがファイルを削除してストレージ容量を増やしたり、バッテリーを充電したりするなどの操作を行うと、アラートはレポートから削除されます。
パッチ設定:
- パッチのランタイム依存関係を自動的にインストールします。このオプションを有効にすると、Microsoft C++ が検出されない場合、デバイスにインストールされます。
- パッチ・セキュリティー軽減オプション。
- 組織は、LDO パッチから署名されていないパッケージをインストールするリスクを受け入れます。このオプションを選択すると、目のアイコンの横に「署名されていないパッケージ」インジケーターが表示されます。署名されていないすべてのパッチ・パッケージは、パッケージが署名されていないことを示すインジケーター・アイコンとともに、推奨パッチ・リストに含まれます。
- 未署名のパッチ更新は非表示になり、LDO を介したリモート更新では表示されません。署名されていないパッケージは、パッチ・リストに表示されません。
システム更新の設定:
ネットワーク上のすべての対象デバイスでシステム更新アクティビティをスケジュールする機能を追加します。次のオプションを有効または無効にします。
- 新しい更新のみを自動的にスキャン。毎週月曜日の午前 6 時 (東部時間) に新しい更新を確認します。新しい更新は、「システム更新」ページに自動的に表示されます。
このオプションを有効にすると、前回のスキャンの日時が、「アプリ管理」 > 「システム更新」ページの、「更新の確認」リンクの下に表示されます。このリンクは、最後の自動スキャンが開始された直後に 30 分間無効になります。 - 自動的にスキャンして更新。組織/MSP 管理者は、LDO が対象デバイスの重要な更新または推奨更新を自動的にスキャンするタイミングをスケジュールします (対象となるすべてのデバイスに同じスケジュールが適用されます)。
- この機能を有効にするには、対応するボタンをスライドさせてオンにします。
- 「スケジュールの編集」をクリックします。
- ラジオ・ボタンを使用して更新タイプを選択します。重要な更新と推奨更新の両方が利用可能ですが、 重要な更新は必須です (推奨更新はオプションです)。
- 必要に応じて、更新頻度、日付または曜日、および時刻を設定します。
- 「保存」をクリックします。
対象となるすべてのデバイスは、スケジュールどおりに、重要な更新や推奨更新についてスキャンされます。すべての自動更新は、展開プロセスを通じて「システム更新」ページで監視し、システム更新ステータス・レポートで監視できます。その他すべて (オプション) の更新については、引き続き「システム更新」ページを確認してください。
システム更新アドインを自動的にインストール。システム更新アドインがデバイスで検出されない場合は、自動的にインストールします。これは、システム更新操作に必要です。
オンライン・デバイスのみが自動スキャンできます。オフライン・デバイスはオンデマンドで手動でスキャンする必要があります。
- システム更新のメッセージングと延期。更新を適用するために再起動が必要なデバイスのために、システム更新の環境設定を構成することができます。
- エンド・ユーザーに許可される延期の回数を設定する: このオプションは、ユーザーが更新の「必要な再起動」を延期できる最大回数を定義します。
- 通知からデバイスの再起動までの時間を設定します。
システムは、更新の再起動を許可するようにユーザーに求める通知を表示します。また、許可された延期の合計数と、既に使用されている数も表示されます。
ユーザーがまだ延期可能な場合は、「いいえ」をクリックして再起動を延期できます。その場合、システム更新レポートには、対応するデバイスのステータス「再起動が必要です」が表示されます。
ただし、延期が残っていない場合は、作業内容を保存して「OK」をクリックし、再起動を続行する必要があります。
- 更新のテスト。この機能を有効にすると、1 つ以上のデバイスまたはデバイス・グループを選択して、システム更新をテストできます。更新には「システム更新」ページでフラグが付けられ、開始日と終了日を設定できます。更新は、ロールアウト対象として承認されるまで他のデバイスからブロックされたままになります。
- エンド・ユーザー用ダイアログ・ボックスをカスタマイズ。会社名とロゴを追加して、エンド・ユーザーに表示されるダイアログ・ボックスをパーソナル設定します。
アクセサリの管理:
- Lenovo ドック・マネージャーを自動的にインストール: このボタンを有効にすると、Lenovo ドッキング・ステーション・マネージャーがクライアント・デバイスに自動的にインストールされます。
機能コントロール:
追加のセキュリティー・レイヤーとして機能します。有効にすると、ユーザーは多要素認証 (MFA) を使用して LDO ポータルにログインし、特定の操作を実行する必要があります。
Android アプリ設定管理:
アプリ・デバイス・トレイからアプリケーション管理機能を有効にします。
Intel vPro® エージェントの自動インストール:
プロビジョニング・プロセス中の Intel vPro デバイスへの Intel vPro® エージェントの自動インストールを有効または無効にします。
これらのオプションは、デフォルトですべての新しい組織に対して「無効」に設定されています。無効にした場合でも、手動インストール・オプションは「デバイス管理」>「デバイス」> 「デバイス・トレイ」を通じて引き続き使用できます。
マネージド・サービス提供者 (MSP) になるためのリクエスト
組織は、自分の組織と、同じ会社の部門である可能性のある他の組織を管理できます。ボタンをクリックして、ビジネスを MSP に変換し、組織の最終顧客に代わってサービスを実行します。
MSP 固有の利用規約に同意し、「続行」をクリックします。しばらくすると、組織は MSP に変換されます。組織管理者の役割が MSP 管理者になり、左側のナビゲーション・メニューに新しい「管理対象組織」セクションが表示されます。

MSP への組織の変換は、元に戻せないオプションです
組織に試用版ライセンスがある場合、ライセンスがない場合、または既存のライセンスの有効期限が切れている場合は、次のメッセージが表示されます 「この組織で使用できる適格なライセンスはありません。この組織を MSP に変換する前に、必ずライセンスを購入してください。」「MSP に変換」ボタンも無効になります。